2024年11月117日のミライモンスターでの競技は
東京オリンピックから導入されたスケボー。自国・東京開催のオリンピックでの
日本人の活躍に続き、パリオリンピックでも日本人の大活躍が記憶に新しく一気に認知度が高まったスケートボード競技。盛り上がりに伴い各地にスケボー競技用施設が作られて今後ますます盛り上がっていきそうな勢いのある競技の一つ。今回はそのような競技自体の勢いに負けないくらいの勢いを持った上村葵選手の登場です。スケボーに本格的に足を踏み入れるや一気に才能が開花し、驚異的な結果を残す選手。そんな選手がどのようにして育ったか興味が湧き、調べてみました。
上村葵さんのスケボーを始めたきっかけや成績がスゴイ
上村葵選手は、2009年に大阪府堺市で生まれ、現在15歳の若手スケートボーダーとして注目を集めています。地元の堺市で育ち、現在も同市内の公立中学校に通学しています。
スケートボードとの出会いは小学3年生の時。多くの子供たちが習い事や遊びに夢中になる時期に、上村選手は父親の影響でスケートボードの世界に足を踏み入れました。最初は遊び感覚で始めたスケートボードでしたが、その才能はすぐに開花。わずか1年後には全日本アマチュアスケートボード選手権で2位という驚異的な成績を収めています。
上村葵 スケボー新設の国際大会「UPRISING TOKYO」初代女王に…男子は堀米雄斗が優勝 #スポーツ #sports #ニュース https://t.co/RD85mxDIYw pic.twitter.com/pBdPIAV8b0
— スポーツ報知 (@SportsHochi) May 28, 2023
普通の中学生なら、部活動や友達との交流に時間を使う放課後。しかし上村選手の場合は、学校が終わるとすぐにスケートパークへ向かう日々を送っています。片道1時間もかかる練習場所までの移動は決して楽ではありませんが、夢に向かって懸命に努力を重ねています。
学校生活では、周囲の理解もあり、大会参加などにも柔軟に対応してもらっているそうです。一般的な中学生とは異なる生活を送りながらも、学業との両立を見事にこなしている姿は、多くの人々に感銘を与えています。
特に2021年の東京オリンピックでは、日本のスケートボード選手たちが素晴らしい活躍を見せ、この競技への注目度が一気に高まりました。上村選手も大きな刺激を受け、パリオリンピックでの活躍を目指して日々練習に励んでいます。
学校からの帰り道、他の生徒たちが部活や塾に向かう中、上村選手は毎日スケートボードの練習へ。世界を目指すアスリートとしての自覚と責任を持ちながら、一人の中学生としての生活も大切にしている姿勢が印象的です。
上村葵さんの両親のスケボーへの協力度合いがスゴイ
上村葵選手のスケートボード人生は、家族の深い理解とサポートによって支えられています。特筆すべきは、父親の存在です。上村選手が小学3年生の時、自宅の庭に練習用のランプを手作りで設置。これが本格的なスケートボード人生の始まりとなりました。
一般的な家庭では、スケートボードというと危険なスポーツとして敬遠されがちです。しかし、上村家では違いました。両親は娘の才能と情熱を早くから認め、全面的なサポートを開始。特にお母さんは、平日の練習送迎を一手に引き受け、片道1時間もかかる道のりを毎日付き添っています。ランプを手作りするお父さんもスゴイと思いますが、片道一時間の練習送迎を毎日付き添うお母さんの協力度合いもハンパないですね~。
そのうえ、週末になると、家族4人で兵庫県宍粟市にある室内スケートパークへ向かうそうです。これは単なる練習の付き添いではなく、家族全員でスケートボードを楽しむ貴重な時間となっています。他のスポーツなら、応援する側と競技する側が分かれるのが一般的ですが、上村家では全員がスケートボードを理解し、共に楽しんでいます。個人的に特筆すべきはお母さんじゃないかと思います。平日の送迎でかなり疲れると思いますがそのうえ、週末スケボーを楽しむためにパークへ向かうとはよほどスケボーという競技にのめり込んでるのでしょうね。並大抵のことじゃないと感心します。
お母さんは練習中の動画撮影や、SNSの管理なども担当。アスリートとしての活動を多方面からサポートしています。世界を目指すジュニアアスリートの場合、家族の協力なしでは成り立ちません。上村家は、その模範的な例と言えるでしょう。
また、兄弟姉妹も上村選手の活動を誇りに思い、それぞれの立場でサポートしています。休日に家族全員でスケートボードを楽しむ姿は、周囲からも羨ましがられるほど。スポーツを通じて深まる家族の絆は、上村選手の大きな強みとなっています。
上村葵のスケボーの練習環境は?
上村選手の練習環境は、多くのスケートボーダーが羨むほど充実しています。平日は東大阪市のスケートパーク、週末は兵庫県宍粟市の室内スケートパークと、複数の練習場所を使い分けています。
一般的なスケートボーダーは、公園や路上での練習を余儀なくされることが多く、天候や周囲の目を気にしながらの練習となります。しかし、上村選手は恵まれた環境で、技術向上に集中できています。本人の才能に加え、家族・環境に恵まれた状況ですね。
自宅の庭には父親手作りのランプがあり、ちょっとした空き時間も有効活用できます。2018年から始まったスケートボード生活は、このランプから。初心者とは思えない急成長を遂げ、わずか1年後には全日本アマチュアスケートボード選手権で2位という快挙を達成しました。
2020年のEXPOSUREでは14歳以下の2部門で優勝。ヒールフリップやレールでのヒールフリップフロントサイドボードスライドなど、小柄な体格からは想像できないような高度な技を披露し、世界中のスケートボーダーを驚かせました。
練習環境の充実ぶりは、成績にも如実に表れています。スケボー開始からわずか三年後の2021年の日本選手権では6位入賞を果たし、次世代のスケートボード界を担う選手として期待を集めています。この急成長ぶりから今後どこまで伸びるか非常に期待される選手といえますね。
【まとめ】
上村葵選手は、大阪府堺市を拠点に活動する15歳の若手スケートボーダーです。小学3年生でスケートボードを始め、わずか1年で全日本2位という快進撃を見せました。現在は学業とスケートボードを両立させながら、パリオリンピックでの活躍を目指しています。
特筆すべきは、家族全員でスケートボードを楽しむという独特な家族文化。両親の全面的なサポートと、充実した練習環境に支えられ、着実に実力を伸ばしています。2020年のEXPOSURE優勝、2021年の日本選手権6位など、輝かしい成績を残しており、今後の活躍が期待される若手アスリートとして注目を集めています。
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